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2014.07.10.
TOMIさん ご質問ありがとうがざいます。
昨日、ブログを更新したところ、早速、Tomiさんからご質問を頂き、大変嬉しく思っています。
私が分かる範疇でお答えしようと思っていますので、こらからも何でも遠慮なく質問してくださいね。
さて、ご質問に関してですが、マウスピースの一般的な傾向については昨日、ご説明しました。具体的なメーカーについて言えば、吹奏楽であれば、定番のセルマーのマウスピースをお勧めします。回りの木管楽器との相性もいいと思います。
ヤマハのC4のマウスピースであれば、オープニングは、セルマーS80のCに相当します。(実測は1.6mmです。メーカー発表)まずは、1ランク上のセルマーS80のC*を購入されてみてはいかがでしょうか。オープニングは1.7mmで、わずか0.1mmしか変わりませんが、吹奏感は、今までとは違うと思います。
また、セルマーのマウスピースは、ほとんど当たり外れがないので、安心してお近くの楽器店で購入されればいいと思います。
Tomiさんは、現在お使いのリードについては、お書きになっていないので一つアドバイスしますが、マウスピースを変えたら初めは、今まで使っていたリードを付けて吹いてみて下さい。ある程度アンブッシュアが出来上がっていれば、あまり違和感はないと思いますが、今までより息の量が多く必要になることに気付くはずです。それが、音量増大につながります。
新しいマウスピースに慣れてきたら、1ランク上の厚めのリードに挑戦してみて下さい。さらにボリュームアップすると思いますよ。
吹奏楽であれば、リードはバンドレンを使用している方が多いと思いますが、私の経験上、固くても3番ぐらいまでにした方がいいようです。クラッシック奏者の方で、狭めのオープニングのマウスピースに出来るだけ固めのリードの使用を勧める方がいらっしゃいますが、私は、一般の方にはあまりお勧めしません。アンブッシュアを壊してしまう可能性があるからです。
最後に、リードはずっと同じものを使うのではなく、よく鳴るものを少なくとも4~5枚は用意して、ローテーションを組んで使用した方がいいです。そして、鳴らなくなったリードは思い切って捨てるようにしてください。
最初はあまり良くなかったリードも暫く休ませていると、鳴るようになるケースもありますので、いろいろと自分で研究してみて下さいね。
ちなみに、私の場合は、リードケースに常に10枚は入れています。
それでは、Tomiさん、練習頑張ってください。私も微力ながら応援したいと思っています。
またのご訪問、お待ちしています。
2014.07.09.
サックスのマウスピースについて
今回はサックスのマウスピースについてお話したいと思います。
マウスピースに関しては、多くのメーカーからいろんなタイプのものが、販売されていますので、どれが一番いいということは言えません。
プレイヤーのスタイルによって好みは千差万別なので、一般的なお話をしようと思っています。
前回、私の愛用のセルマーマーク7のお話をしましたが、当然、付いてきたマウスピースもセルマーのものでした。確か、C*だったと記憶しています。
今はもう手元にはありません。熱心な生徒さんにあげました。(今だったら、ビンテージモデルとして価値があったかもしれませんね(^^;)
マーク7購入時は、吹奏楽部に所属していましたので、全く抵抗はなかったのですが、、その後、吹奏楽部から軽音楽部に選抜され、ジャズ系統の曲を多く演奏するようになり、そのころからセルマーのマウスピースに限界を感じるようになりました。
その理由は、音量が足らない、ジャズ演奏で必要とされる表現がしずらい等でした。そこでまた、先輩プロに相談し、いろいろなマウスピースを試奏させてもらいました。オットーリンク、ラーセン、デュコフ、メイヤー、ビーチラー等、どれも個性的な音質でしたが、結局、ジャズ系の定番、メイヤーに決めました。当時は5Mを使用していましたが、現在は6Mを吹いています。いろんな意見があると思いますが、音量、音色共に私は気に入ってます。
サックスのことをあまりご存じない方に5M、6Mと言っても、何のことかお解りにならないと思いますので、少し説明します。
リード(これが振動して音が出ます。)の先端とマウスピースの隙間の広さをオープニングといいます。これが狭いタイプだと、音程はとりやすいですが、音量はあまり期待できません。
逆に広いタイプだと音量は大きくなりますが、音程がとりづらい傾向にあります。ただし上手くコントロールできるようになると、いろんな表現ができるようになります。
吹奏楽やクラッシックを好む人は、狭めのオープニングに固めのリードを、ジャズやポップスを好む人は広めのものに柔らかめのリードを使用する傾向にあります。(ちなみに私も、リードはラボーズのメディアムソフト、または、リコージャズ2S等を使用しています。)
ここで注意して頂きたいのは、いままで吹奏楽をやっていて、「あのジャズプロ奏者がどこのメーカーの何番のマウスピースを使っているから自分も同じもの買って吹いてみよう。」などと思わないことです。
プロ奏者も自分の好みで様々なマウスピースを使用していますが、ほとんどがかなり広めのオープニングになっているので、そんなものをいきなり吹けば、コントロールができないばかりか、アンブッシュア(楽器を吹く時の口の形、回りの筋肉の使い方)まで壊しかねません。
自分の好みのマウスピースが決まったら、徐々にオープニングの広めのものに代えていくことをお勧めします。
最後に、近日中に新しい科目を開設する予定です。新着情報でお知らせしますので、お楽しみに(^^;
2014.07.02.
私の愛用のアルトサックスについて
皆さん、こんにちは。
今回は、以前予告していました私の愛用のアルトサックスについてお話しようと思います。
もう30年以上前に購入した、セルマーのマーク7です。かなりのビンテージもので、ラッカーもだいぶ剥がれてしまい、見た目はあまりよくありませんが、まだまだ現役バリバリです。
本当は今でも根強い人気があるマーク6が欲しかったのですが、既に製造中止になっていましたので、マーク7を購入しました。後のマーク7の一般的な評価は、「当時流行してきた電子楽器との共演を意識して、音量の増大が図られた」、「デリケートな音は苦手」というものでした。
確かに、ボリュームはマーク6よりありましたが、私的にはデリケートな音が苦手とは思いませんでした。
ただ、購入当初はかなり苦労をさせられました。私は当時、学生、社会人が中心の吹奏楽団に所属し、1stアルトを担当していました。
楽器は国産のもの使用し、普通に問題なく吹いていたのですが、マーク7に代えた途端、極端にボリュームが落ちてしまったのです。
マウスピースを代えてみたりとかいろいろ試してみましたが、全く改善されませんでした。
そこで、知合いのプロのサックスプレーヤーのところに出掛けていって、実際に私のマーク7を吹いてもらったところ、「まだ、楽器自体が全然抜けていない、本来の音が出るようになるまでには、最低でも1年はかかるかもね。楽器のバランスはすごくいいよ。」と言われました。
セルマーのサックスは、結構、当たり外れがあると聞いていましたので、少し安心しました。
管楽器を吹く人達の間で、「そば鳴り」とか「遠なり」という表現をよく聞くことがあります。具体的に言うと、ボリュームのことです。これを、抜けてる、抜けてないと表現することもあります。
セルマーは国産の楽器に比べ、重量感があり、管も肉厚な造りになっているので、吹いていて結構な抵抗を感じます。ですから少ない息の量では、「そば鳴り」しかしません。
結局、私のマーク7の音が抜けたのは、購入から1年半後でした。一生懸命練習している内に突然、スコーンと抜けた感じでした。その時の感動は、今でも忘れることはできません。
その後も、セルマーから新しいシリーズの楽器が販売されましたが、苦労を共にしてきたマーク7を手放すことができず、今も愛用しているという訳です。(余談ですが、ネットで中古楽器を検索してみると、今でもマーク7は30万から40万前後で取引きされているようです。)
以前、同じプロバンドで国産のプロモデルのアルトを使っている人がいたので、試奏させてもらったことがありましたが、自分のマウスピースを使って何時ものように吹いてみると、管が振動しすぎて音が割れてしまいました。これは、逆に言うと重量が軽く、管の厚みが薄い方が楽に吹けるということになりますね。
経験者の方であれば、セルマーに挑戦してみるのもいいかもしれません。最近は最初から音が抜けている楽器も販売されていると聞いています。機会があれば、今度、試奏に行ってみようと思っています。
初心者の方であれば、手ごろな値段で吹きやすいものを選択された方がいいと思います。
次回は、マウスピースとリガチャー(マウスピースとリードを固定する留具)についてお話しようと思います。これもまた、奥が深いので話が長くなるかもしれませんが、お楽しみに!
2014.06.30.
初心者の方は、楽譜を読めない人がほとんどです。
霧島隼人さん、コメントありがとうございました。何か楽器を始めてみようと思うといろいろと不安になるものです。楽譜は何度も練習いている内にいつの間にか、読めるようになります。
私が以前、ギターを教えていた生徒さんの中で、最高齢は80歳のおばあちゃんでした。最初の頃は、私も大丈夫かな~と少し心配していましたが、とにかくよく練習してくるおばあちゃんで、1年後には、いろんな曲を弾けるようになりました。
要は年じゃないんです。上手くなりたいという強い気持ちと、楽しみながら練習することが大切だと思っています。
少し専門的なお話になりますが、最近の教則本の中には「楽譜が読めなくてもすぐに曲が弾けるようになる」とか、よく目にすることがあります。中を覗いてみると、楽譜はなく、代わりにタブ譜なるものが書いてあります。
最近の教則本を買われた方はご存じだと思いますが、普通の楽譜は五線譜と呼ばれ、文字通り、線が横に5本引いてあり、そこにオタマジャクシが書いてありますが、タブ譜は、この線が6本あります。これは、ギターの弦を示しており、一番上が1弦で、一番下が6弦、そこに、オタマジャクシではなく、数字が書いてあります。要するに何弦のここのポジションを押えてくださいという、指示譜みたいなものです。
一見、便利なもののように思われますが、私は、これが、多くの人達のギターの上達を妨げていると思っています。中には、タブ譜がないと何も曲を弾くことが出来ないという人もいます。直ぐに曲を弾いてみたいという気持ちは理解できますが、スポーツでも何でもそうですが、やはり基本がしっかりしていないと、上達は望めないということです。
「急がばまわれ」です。
霧島隼人さん、是非、体験レッスンにいらしてください。ご連絡をお待ちしています。
2014.06.22.
Vivanekoさんお問合せありがとうございまいた。
お問合せのコメントありがとうございます。
スタジオ、個人レッスン室の整備もほぼ完了しましたので、いつでも見学することができます。
直接ご連絡いただければ、私がご案内いたします。携帯 090-8390-1298 小松まで
ご連絡ください。お待ちしています。
開講準備に追われて、なかなかブログの更新ができませんでしたが、次回は私の愛用のアルトサックスについてお話しようと思っています。
2014.06.05.
Puppyさん コメント有難うございました。
お礼の返信が大変遅くなってしまいました。
Puppyさん、記念すべき第一号、また私達に対しての激励のコメント、本当にありがとうございました。開講準備にテンヤワンヤの私達にとって、とっても嬉しいコメントでした。私としては、あまりにもシンプルすぎたかな~と思っていましたので、少し安心しました。
これからもご指導よろしくお願いします。
さて、HP作成担当者としては、やはりGoogleやYahooの検索順位は大変気になるもので、毎日チェックしています。
ここにきて、SEO対策の効果が出て来たのか、やっと上位に顔を出すようになり嬉しく思っています。
あとは、多くの方に訪問してもらい、興味を抱いていただけたら担当としては本望です。これからは、講師ブログをどんどん更新していこうと思っていますので、よろしくお願いします。
2014.06.02.
なかなか検索エンジンにかかりません
やっとHPが完成して、公開したのですが、グーグルで直接、こまつミュージックスクールを入力して検索してもヒットしません。
おかしいなと思い、ヘルプで検索してみたところ、公開してもすぐには検索エンジンには掛からないんだそうです。
何せ、HPの作成は初めてですので、解らないことばかりです しばらくは、編集作業をしながらのHP運営になりそうです。
九州、山口地方は今日から梅雨いりだそうです。うっとうしい日が続きそうです
2014.05.31.